公益財団法人 札幌市学校給食会公益財団法人 札幌市学校給食会

Sapporo School Lunch Association

業務情報

食育への取り組み

 当給食会では、札幌市の児童・生徒の食育事業に積極的に取り組んでいます。
 今年度は、「親子青果物産地見学・収穫体験会」と「親子市場見学・料理教室」を開催し、新型コロナウィルス感染症が流行する前に行っていた体験行事を子どもたちに味わってもらえるよう、計画しています。
地産地消
 札幌市では、食に関する指導を充実させるため、地産地消により生産・流通・消費の理解を深めることを札幌市教育推進基本計画にうたっています。
 このため、当給食会では、札幌産のこまつな、玉ねぎ、ブロッコリー、レタス、とうもろこしや札幌市近郊町村産のかぼちゃ、白菜などの供給に努めています。
 また、北海道内の各産地からの「クリーン青果物」等の供給にも努めています。
フードリサイクル事業
 札幌市では、平成18年度から学校給食の調理くずや残食などの生ゴミを堆肥化し、その堆肥を利用した作物を給食の食材として利用する「さっぽろ学校給食フードリサイクル」事業を開始し、2学期からモデル重点校2校を対象として、こまつななど4作物が供給されました。
 平成19年度からは対象が全校に拡大され、当給食会の取扱い青果物としてレタス(H19)、玉ねぎ・さつおう(H20)、とうもろこし(H21)を供給しています。
レタスの圃場

【 フードリサイクル 】

 学校給食の調理くずや残食のリサイクルを通して、食育・環境教育の観点からも有効であり、
ものを大切にする子供を育てる教育的な効果が期待できます。
親子青果物産地見学・収穫体験会
 当給食会が主催する産地見学・収穫体験会は、令和元年度より小学校の夏休み期間中に、貸し切りバスを使って仁木町で実施しております。
 当事業は、子どもたちが、果樹園での「プルーン」の収穫体験や、仁木町の特産であるミニトマト「アイコ」の選果場の見学、生産者やJAの皆さんとの交流などを通して、学校給食に使われている農作物への理解や関心を深め、食材を大切にしようとする気持ちを高めてもらいたいとの願いから実施しております。
 なお、参加対象は、札幌市内在住の小学生4~6年生とその保護者となっています。詳細は、参加者募集時の案内をごらんください。
「プルーン」の収穫体験
親子市場見学・料理教室
 平成27年度から始まった事業で、10月初旬の土曜日に札幌中央卸売市場を訪れ、実際に青果棟や水産棟を見学した後、市場内の調理室で、学校給食で使用されている魚介類と青果物を使って調理・試食する学習会です。
 参加対象は、札幌市内在住の小学生4~6年生とその保護者となっています。詳細は、参加者募集時の案内をごらんください。
サケの解体実演見学中

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