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Sapporo School Lunch Association

給食会ニュース

令和5年度 「産地指定青果物」の供給予定


 「産地指定青果物」とは、当会(札幌市学校給食会)が特定の生産地の農協等との契約のもとに期間を定めて供給する青果物です。
 当会では、安全で良質な学校給食用物資を安定的に供給することに努めています。青果物の供給については、クリーン青果物および地産地消の観点から、札幌市内・札幌近郊・北海道内各産地(一部道外)を指定して供給する「産地指定青果物」の品目・数量の拡大を図っています。品目の採用に当たっては、市場や道内の各産地からの情報をもとに、当会職員が現地に赴いて圃場を視察し、産地JAや生産者から直接話を聞くなど十分検討した上で決定しています。これからも、生産者(産地)の顔が見える安全・安心な青果物を、安定して調理校に供給できるよう努めてまいります。令和5年度の「産地指定青果物」の供給予定は以下のとおりです。
(*天候状況その他により供給内容の変更または、供給中止となる場合もあります。)


 *表中の「名称等」について、北海道のHPおよび各JAのHP等での解説を参考に以下にまとめてみました。
  また、各産地の様子は、給食会ニュースでも紹介していきます。ぜひご覧ください。
<YES!Clean(イエス・クリーン)>北海道のクリーン農業・・・・(北海道農政部HPから)
 海道では、環境にやさしく、安全・安心でおいしい農産物を生産するため、堆肥などの有機物を使った健康な土づくりに努め、化学肥料や化学合成農薬の使用をできるだけ減らした「クリーン農業」の取り組みを進めています。
 クリーン農業(環境保全型農業)には、化学肥料や化学合成農薬の使用を一定割合低減した「特別栽培農産物」や、道独自の「YES!clean表示制度」、基本的にこれらを使用しない「有機JAS」などの表示制度があり、マークを付ける取り組みを行っています。
 北海道安心ラベル「YES!clean」とは、おいしくて、カラダにも地球にも優しい自然由来の農産物であることを保証する、北海道独自の表示制度のこと。厳しい基準をクリアした質の高い農産物や加工品にのみ、このマークを付けることが許されています。
<エコファーマー>  (北海道農政部HPから)
 エコファーマーとは、持続性の高い農業生産方式の導入に関する指針(平成12年3月24日流通第689号)に基づく生産方式を導入しており、北海道知事より認定を受けた農業者の愛称です。
 北海道では、「環境と調査のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の促進等に関する法律(令和4年法律37号)」に基づき、北海道知事が認定した農業者等のうち、導入指針に基づく生産方式を導入するとして認定を受けた農業者等が「エコファーマー」の愛称が使用できます。
 また、令和4年7月1日に廃止された「持続性の高い農業生産方式の導入の促進に関する法律(平成11年7月28日法律第110号)」に基づき、北海道知事が認定した農業者も、認定期間終了まで「エコファーマー」の愛称が使用できます。
<JAとうや湖 雪蔵> (JAとうや湖HPから)
 環境へ負荷の少ない自然エネルギー「雪」を利用した施設です。1つの建物の中で、雪氷庫と貯蔵庫に分かれており、雪氷庫には雪を、貯蔵庫には農産物を貯蔵する施設です。この施設は商用電力を軽減し、省エネルギー・二酸化炭素の排出を抑制(地球温暖化対策)します。
<さっぽろ学校給食フードリサイクル>(札幌市教育委員会HPから)
 学校給食を作る過程で発生する調理くずや残食などの生ごみを堆肥化し、その堆肥を利用して作物を栽培し、その作物を学校給食の食材に用いて子どもたちが食するという食物の循環「さっぽろ学校給食フードリサイクル」に平成18年度から取り組んでいます。

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