公益財団法人 札幌市学校給食会公益財団法人 札幌市学校給食会

Sapporo School Lunch Association

給食会ニュース

共同購入委員会の活動が始まりました

理事長理事長

委員長あいさつ

共同購入委員会 委員長
加 藤  康 之
(札幌市立東苗穂小学校長)
 学校では、子どもたちの健全な食習慣の形成と豊かな人間性を育むために、食育を計画的に推進しています。食育は、子どもたちの食に対する関心を高め、健全な食習慣や食に関する正しい知識を身に付ける上で大変重要です。
 食育のなかでも大きな位置を占めるのが学校給食です。
 その学校給食用の食材の選定と開発を行っているのが、共同購入委員会です。
 ここでは、冷凍食品や魚介類、乾物・調味料など150品目以上の選定を、年6回の委員会で行います。選定にあたっては、価格、品質などの良さだけでなく、食育の観点から、地産地消や安心・安全である点なども評価の基準としています。 
 近年は、食生活の多様化が進み食生活の乱れや児童の健康・体力の低下が問題となっていますが、共同購入委員会としましても、児童生徒の健やかな成長の手助けとなるように、努力していきたいと考えています。
 今年は、新型コロナウイルスによる感染症の拡大で、学校が休校となり、給食も停止するなど、子どもたちの生活や食育を含めた学校教育に多大な影響がありました。
 このコロナウイルス感染症の今後の影響については予測できませんし、また、冷凍や加工食品の原料となる魚介類や青果物の収量の減少や、学校給食の条件に合う食品の減少傾向など、食材の供給に関しても課題があります。これらの課題につきましては、各関係機関と連絡を密にしながら、臨機応変に対応していきたいと考えております。
 今後も、児童・生徒の皆様と保護者の皆様、そして市民の皆様のご理解とご支援を頂戴したく存じます。

 
 

 

 共同購入委員会は、学校給食用物資の選定と物資の開発を行うため、理事長の諮問機関として設置され、学校給食実施学校長、教育委員会職員、栄養教諭・栄養士から選出された11名で構成されています。
 6月26日(金)にSTV北2条ビル6階A会議室を会場として開催された今年度第1回共同購入委員会では、共同購入委員会規程、令和2年度の年間計画、当給食会の物資概要等について話し合われました。
 今年は、新型コロナウイルス感染症による休校で、長期間給食も停止しました。そのため、契約済みの共同購入による給食用物資の在庫がまだある状態です。
 本来であれば、次年度分の物資選定を開始する時期ですが、前述の事情を考慮し、品質に問題のない物資については、昨年度契約分の使用期間を少し伸ばすこととしました。
 今後の選定については、コロナ感染症の状況を勘案して柔軟に対処する方針です。
 当委員会についての情報は、給食会ニュースで今後も紹介していきます


 

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