給食会ニュース
令和7年度「親子青果物産地見学・収穫体験会」を開催しました
8月9日(土)に、親子青果物産地見学・収穫体験会を開催しました。札幌市内小学4年生から6年生の親子15組が参加し、大型バスで仁木町を目指しました。


仁木町までは、約60㎞、トイレ休憩をとりながら目的地へ。
札幌市の学校給食で使用しているプルーンやミニトマト「愛してアイコ」の産地、仁木町を訪ね、プルーンの収穫体験とミニトマトの集出荷貯蔵施設の見学を行いました。
生産者や農協職員から、プルーンやミニトマトについてたくさんお話を伺いました。
札幌市の学校給食で使用しているプルーンやミニトマト「愛してアイコ」の産地、仁木町を訪ね、プルーンの収穫体験とミニトマトの集出荷貯蔵施設の見学を行いました。
生産者や農協職員から、プルーンやミニトマトについてたくさんお話を伺いました。
〈令和7年度のプルーンとアイコの給食での供給期間〉
プルーン……………………9月22日(月)から10月3日(金)
ミニトマト「愛してアイコ」……8月25日(月)から10月3日(金)
産地指定青果物として、札幌市内の多くの学校給食に供給されます。
プルーン……………………9月22日(月)から10月3日(金)
ミニトマト「愛してアイコ」……8月25日(月)から10月3日(金)
産地指定青果物として、札幌市内の多くの学校給食に供給されます。
《プルーンの収穫体験 プルーン農園(チェリーハント イン オオクボ)にて》
今年も、プルーン農園の代表 大久保俊哉さんからお話を伺いました。プルーンはたくさんの品種があり、JA新おたる仁木町プルーン部会では13品種生産しています。今回は、赤色系のオパール、トレジディ、黒色系のアーリーリバー、サンタスの4種のプルーンを収穫し、試食もたくさんできました。赤色系のトレジディとオパールは甘くて多汁、黒色系のサンタスは少し大きく酸味が多く日持ちがするとのことでした。今は、オパールが食べごろ、完熟前のプルーンもあったため、持ち帰り、少し日を置いて追熟させてから食べるとよいとのアドバイスをいただきました。また、酸味の強い黒色系は、日がたち完熟すると酸味がぬけおいしいとのことでした。












プルーンを思う存分味わって、
お持ち帰りのプルーンも箱詰めにして大満足…








←「サンプルーン」(8月9日現在の生育状況)
学校給食に出されるころには、太陽の日を浴びて、色づき、甘く美味しく育ちます。給食のプルーンを美味しく味わってください。
《JA新おたるミニトマト集出荷貯蔵施設見学》
ミニトマトの集出荷貯蔵施設では、農協職員より施設やミニトマトについての説明を受けました。その後、2階のデッキから1階にある選別・箱詰めのラインの見学をしました。
この施設は、選果基準に基づき最先端のカメラセンサーで、重量測定、糖度測定、全体色測定、外観障害測定、へた測定等を全玉測定し等級・規格判別できる機能を備え、全国でも類のない選果機を導入しているとのことでした。すべてが全自動、ミニトマトがどんどん箱詰めされていました。施設は広大で清潔でした。








自動製箱機でミニトマトの化粧箱が自動で組み立てられる様子に興味津々。


農協職員さんに、質問をする参加者。
夏休みの自由研究レポートを作成するとのこと。熱心にメモを取り学ぶ姿勢に感心し、とても嬉しくなりました。完成したレポート、ぜひ読んでみたいです。
農協職員さんも一生懸命に、熱く語り、答えてくださいました。
*参加した皆さんの感想(一部抜粋して紹介します)*
【児童の皆さん】 〇プルーンを思ったよりたくさんとれたことにびっくりしました。給食でトマトやプルーンが出たら、今日のことを思い出しながら食べたいと思います。
〇プルーンとトマトにいろいろな種類がありびっくりしました。食べものをもっと大事に食べたいと思いました。
〇いろいろな知識を得られたし、楽しいこともありました。トマトが甘さとかで分けているのを知りました。機械はすごいなと思いました。プルーン狩りのとき、母と一緒にとったので楽しかったです。プルーンもトマトもおいしかったです。
〇二回目のプルーン狩りで去年とは違うような品種を食べることができてうれしかったです。紹介してもらった品種の中ではやっぱり「オパール」がおいしかったです。
〇プルーンが箱いっぱいに入ってびっくりしました。トマトがとても甘くてフルーツみたいでした。
〇初めての果物狩りで緊張しました。けれど、プルーンのことを知れてよかったです。プルーンには13品種あること(あつかっているもの)にびっくり!そして2色(赤・黒)の味の特徴も知れました。ミニトマトは光センサーで厳しい基準(仁木町だけ!)で選ばれたものが出荷され、給食として食べられています。夏休みの時期がおいしくて甘さがピークだけど、学校が休みで食べてくれる人が少ないそうです。おいしいアイコを食べてミニトマトを応援したいです。
【保護者の皆さん】
〇スーパーでパック詰めされた食品を購入している普段の生活ではなかなか感じられない生産者さん、選果場の役割を身近に感じることができ、より食品に対する感謝、関心が強くなりました。親子で楽しい時間を過ごすことができ、夏休みのよい思い出になりました。
〇プルーン狩りでは甘くておいしいプルーンを見つけて喜ぶ姿やおいしそうに食べる姿を見ることができました。トマトの選果を見るのは初めてで親子共勉強になりました。給食に出てくるのが楽しみです。残さず食べてくれると思います。とても良い企画だと思います。また、参加したいです。
〇大人でも学べる内容があり、大変勉強になりました。子どもも普段食べているものに対して考える良い機会になったようです。
〇給食に関してももちろんですが、自分たちが普段食べているものがどこから来るのかを知るのは良い機会でした。また、働く人の顔をみることができたのもとてもよかったです。美味しいプルーンにトマト、大満足でした。
〇親子ともに初めての果物狩りでした。たくさんのプルーンを収穫できて楽しかったです。手で優しく触りながら食べごろの果実を選ぶ、また食べてみて「やっぱり甘かったね!」と親子で話すのは良い食育になりました。多くの方が携わってくださり、美味しい給食が提供されていることが分かりました。
〇初めてのプルーン収穫でしたがとても楽しくまた、行きたいと強く思いました。生産者の方のお話を聞き、子供が食べてくる給食に対してより関心を持つことができました。
〇生産者さんに直接お話をきくという貴重な機会を体験できてよかったです。学校給食が先生方によってこだわった材料で作られている事も知ることができました。
参加者の皆さん、ありがとうございました。来年のご参加も、お待ちしております。
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