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Sapporo School Lunch Association

給食会ニュース

共同購入委員会の活動が始まりました

〜令和6年度 第1回共同購入委員会を開催〜

  共同購入委員会は、学校給食用物資の選定と物資の開発を行うため、理事長の諮問機関として設置され、学校給食実施学校長、教育委員会職員、栄養教諭・栄養士から選出された11名で構成されています。選定に当たっては、品質、食味、触感、価格等を総合的に判断して決めますが、子どもたちが給食を安心して喜んでおいしく食べてくれることを最大の目的として、厳しい審査と協議を行います。今年度は、全6回の共同購入委員会で、128品目の物資を選定します。

【第1回共同購入委員会】
  今年度初めての会が6月26日(金)にSTV北2条ビル6階A会議室を会場として開催されました。第1回共同購入委員会では、委員の自己紹介などのあと、物資の選定が行われました。今回は、「たけのこ水煮」と「わらび水煮」の2品目でした。その後、JAさっぽろのベジタブルファクトリー(選果場)と石狩市北生振地区ブロッコリーの圃場、札幌市北区篠路地区玉ねぎの圃場を視察しました。
  実際に、生産者にお会いし、声を聞くことで、給食物資への理解をより深めていただけたと思います。

委員長の櫻田 悟(手稲山口小学校長)様よりご挨拶をいただきました。

当給食会職員が、選定物資について説明し、委員のみなさんに物資を確認していただきました。


【JAさっぽろ ベジタブルファクトリー】


JAさっぽろ喜多課長からのご挨拶
採れたてのブロッコリーに皆感激!!
選別したブロッコリーはすぐに発泡スチロール箱に氷詰めされ、鮮度を保ちます。


【ブロッコリーの圃場視察】


石狩市北生振地区:広大な土地に広がるブロッコリー畑
  生産者の成田さんにお話を伺いました。学校給食では、フードリサイクルの堆肥を活用し生産された石狩産ブロッコリーが9月17日から10月18日まで提供される予定です。


【玉ねぎの圃場視察】


札幌市篠路地区:玉ねぎ畑
  親子二代にわたり玉ねぎの生産を行っている生産者の大萱生(おおがゆ)さんにお話を伺いました。
  畑には色々な品種が植えられ、「札幌伝統野菜」の札幌黄も育っていました。札幌黄は、札幌に住む子どもたちに地元の伝統の味を知ってもらいたいとの思いで、生産が難しい品種ではありますが、毎年提供してくださっています。
  学校給食では、札幌産たまねぎを9月30日から12月25日まで提供する予定です。
  9月30日〜10月25日は札幌黄を、12月2日〜12月6日はフードリサイクルの堆肥で育てられた玉ねぎ(さつおう)が提供される予定です。

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