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2019.7.19(金)
共同購入委員会の活動が始まりました

委員長あいさつ
 

共同購入委員会 委員長  
  村 上 智 樹 
(札幌市立発寒西小学校長)

  学校は、子どもの健全な食習慣の形成と豊かな人間性を育むうえで重要な役割を果たしていて、子どもが「食」の大切さや楽しみなどを実感できるよう、食育を計画的に推進することが求められています。
  札幌市では、「食を通して豊かな人間性を育みます」を基本理念として、平成30年度から5年間を計画期間とする「第3次札幌市食育推進計画」を策定しました。
  基本目標として、@健やかで心豊かな食生活の実現、A食の循環や環境・安全を意識した食生活、B食文化の継承と食育推進体制の整備を掲げています。これは、市民が「食」に関する様々な知識を身に付け、「健全な身体」を培い、「食」に関する人々の苦労や努力、伝統的な食文化を理解することにより、豊かな心を育て、笑顔が広がる街づくりを目指したものです。
  近年は、食生活の多様化やかたよった栄養摂取等、子どもたちの食にかかわる課題が浮き彫りになっていますが、食育は、子どもたちの食に対する関心を高め、健全な食習慣や食に関する正しい知識を身に付ける上で重要な役割を果たしています。
  学校給食は、こうした食育や子どもたちの心身の成長という側面からも、重要な位置を占めています。
  共同購入委員会では、地産地消を重視し、安全かつ良質で適正な価格の学校給食用物資の選定を行っております。品質や食味・食感等、委員一人一人の意見を大切にして総合的かつ厳正に選定を行っています。
  今年度も、安全・安心な給食を提供することを最優先に考え、児童生徒の健やかな成長のために取り組んでまいります。その理念を委員一人一人がしっかりと自覚し、子どもたちの健やかな成長のために責任を果たしていきたいと考えております。
  今後とも御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

  共同購入委員会は、学校給食用物資の選定と物資の開発を行うため、理事長の諮問機関として設置され、学校給食実施学校長、教育委員会職員、栄養教諭・栄養士から選出された11名で構成されています。
  今年度の共同購入委員会は6月から来年2月にかけて7回開催され、のべ153品目に及ぶ物資選定が予定されています。選定にあたっては、品質、食味、食感、価格等を総合的に判断して決めますが、子どもたちが給食を安心して喜んでおいしく食べてくれることを最大の目的として、厳しい審査と協議を行っています。
  6月28日(金)にSTV北2条ビル6階A会議室を会場として開催された今年度第1回共同購入委員会では、共同購入委員会規程、令和元年度の年間計画、当給食会の物資概要等が確認された後、2品目(たけのこ水煮、わらび水煮)の選定が行われました。
  会議終了後、委員の皆さんは今後の業務の参考とするため、南区滝野の圃場を訪れ、当会の「産地指定青果物」であり、「フードリサイクル事業」の青果物でもある札幌産の「とうもろこし」の栽培・生育状況を視察しました。


第1回委員会
 

物資選定の様子
  南区滝野では、フードリサイクルの青果物「とうもろこし」の生産者である「黒田さん」の圃場を視察しました。黒田さんは、夫婦ともに80歳を超える年齢にもかかわらず、「子どもたちの給食のために」という気持ちでとうもろこしを作り続けてくれています。
  広い圃場に数回に分けて植えられた「とうもろこし(フードリサイクル用)」の生育状況は順調でした。
  昨年は、6〜7月の低温と長雨で生育が遅れたのに加え、鹿による食害に見舞われて、各校の給食への供給ができなくなりました。
  今年は、電気柵を新たに高く設置し直したことで、今のところ鹿による被害はないようです。天候も5〜6月に日照りが続いていましたが、このところの雨で生育が持ち直しているとのことで、黒田さんの表情も明るかったです。



 
生産者の黒田さんです。
(ご主人はちょうど不在でした)
大変広いとうもろこし畑です。
 

 
詳しく説明していただきました。 生育は今のところ順調です。
 


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