学校は、子どもの健全な食習慣の形成と豊かな人間性を育むうえで重要な役割を果たしていて、子どもが「食」の大切さや楽しみなどを実感できるよう、食育を計画的に推進することが求められています。
札幌市では、「食を通して豊かな人間性を育みます」を基本理念として、平成30年度から5年間を計画期間とする「第3次札幌市食育推進計画」を策定しました。
基本目標として、@健やかで心豊かな食生活の実現、A食の循環や環境・安全を意識した食生活、B食文化の継承と食育推進体制の整備を掲げています。これは、市民が「食」に関する様々な知識を身に付け、「健全な身体」を培い、「食」に関する人々の苦労や努力、伝統的な食文化を理解することにより、豊かな心を育て、笑顔が広がる街づくりを目指したものです。
近年は、食生活の多様化やかたよった栄養摂取等、子どもたちの食にかかわる課題が浮き彫りになっていますが、食育は、子どもたちの食に対する関心を高め、健全な食習慣や食に関する正しい知識を身に付ける上で重要な役割を果たしています。
学校給食は、こうした食育や子どもたちの心身の成長という側面からも、重要な位置を占めています。
共同購入委員会では、地産地消を重視し、安全かつ良質で適正な価格の学校給食用物資の選定を行っております。品質や食味・食感等、委員一人一人の意見を大切にして総合的かつ厳正に選定を行っています。
今年度も、安全・安心な給食を提供することを最優先に考え、児童生徒の健やかな成長のために取り組んでまいります。その理念を委員一人一人がしっかりと自覚し、子どもたちの健やかな成長のために責任を果たしていきたいと考えております。
今後とも御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。