札幌市内で発生した食中毒の発生要因とその防止対策について、「アニサキス」「カンピロバクター」「ノロウイルス」「ヒスタミン」の主な4つの病因物質別に丁寧に説明していただきました。
@アニサキス |
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最近、テレビなどで取り上げられたため、周知され事件数が増えてきています。 |
Aカンピロバクター |
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加熱用の食肉の生食及び効果的に菌数を減らすことが難しいため、なかなか事件数が減りません。 |
Bノロウイルス |
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1事件当たりの患者数が桁違いに多いです。 |
Cヒスタミン |
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しばらくぶりに、食中毒が一昨年、昨年と続けて発生しました。流通経路での温度管理も重要です。 |
また、これらの食中毒事件について、個々の原因と原因を排除する方法の考え方、また、普段からの健康管理が重要であることなどについても解説していただきました。
さらに、食中毒を引き起こす病因物質の正確な知識は、今後、HACCPを導入する際の正確な危害分析に必要になっていくので、特に留意していただきたいとのお話でした。
*使用されたスライドから、内容の一部を抜粋して紹介します。